お風呂の扉には、「開き戸」「引き戸」「折れ戸」の3種類がありますが、新築やリフォーム時にどのタイプにしようか悩んでいませんか?

もし今悩んでいるなら、私は「開き戸」をおすすめします!
特に掃除嫌い・片づけ嫌いなら、お風呂の扉は開き戸が最適なんですよ!
ということで今回は、我が家の実体験をもとに開き戸のメリットデメリットを徹底的に紹介します。〇×で分かりやすくした引き戸や折れ戸との比較表もあるたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- お風呂の扉をどの形にしようか迷っている
- 掃除を簡単にしたい
- 開き戸にしようか悩んでいる
- 開き戸のメリットを知りたい
- 開き戸・引き戸・折れ戸の比較が知りたい
お風呂の扉は3種類
①開き戸
浴室内に開けるタイプです。
一枚扉なのでシンプルではありますが、開くときに浴室内にスペースを必要とします。
引用:TOTO HP
②引き戸
横に引いてひらくタイプで、2枚扉と3枚扉があります。
横に引くためのレールを必要としますが、開閉時に浴室の空間を使う必要がありません。
引用:LIXIL HP
③折れ戸
扉の真ん中を浴室内に居りながら開閉する、一番オーソドックスなタイプです。
通常、この折れ戸を標準装備として、追加料金を払うことで「開き戸」と「引き戸」にグレードアップする場合が多いです。
引用:TOTO HP
開き戸がおすすめな理由
では、「開き戸」をおすすめする3つの理由をご紹介します。
掃除が簡単!
なんといっても、一番掃除がラクなのは開き戸です。
折れ戸 | 引き戸 |
---|---|
→扉に汚れがたまりやすい。 | 扉が折れるため複雑な部分が多い。引き戸を動かすレールがある。 →レールに汚れがたまりやすい。 |
といった感じで、「折れ戸」と「引き戸」は汚れが溜まりやすく掃除が大変なんですよね。それに比べ、「開き戸」はシンプルに一枚戸だけなのでほこりが溜まる場所がないわけです。



ズボラ主婦にとって、掃除のしやすさはチェックポイントですよね!
ということで、なによりも掃除が簡単なことが開き戸のおすすめポイントとなります。
※掃除嫌いの方には、お風呂の浮かせる収納は「フックつきの商品」を選べばよい【おすすめ商品紹介します】で、掃除がラクになる商品を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。


タオルかけが便利!
浴室ドアにタオルかけを設置できるのが「開き戸」の最大の特権といってもいいでしょう。
タオルかけがあると便利なことがたくさんありますよ。
- 浴室から一歩も出ずにタオルが取れて、脱衣所を濡らさない。
- 使う前のタオルをかけておける。
- 使用済みのタオルを洗濯するまでに干しておけるから衛生的。
- タオル掛けを別に買わなくてよい。
- タオル掛けを置くスペースがいらない。
- 脱衣所がすっきりする。
Twitterからネットの声を集めてみました。
掃除の楽さとタオルかけられるから開き戸にした(お風呂) pic.twitter.com/BOf5ZZpI68
— ふんchan (@fundooooshi) April 17, 2022
お風呂ですが、開き戸でタオル掛けをつけ、浴室内ですぐふけるようにしています。これは家ブログとかでも好評でしたし、ショールームでもおすすめされたので採用。家族で入るときは、ドアの開け閉めでぶつかるときもありますが、便利です。 pic.twitter.com/AxsXt7gPJn
— もも@北陸ZEH (@thv51) March 3, 2022
あと、これはズボラ主婦ならではなのですが・・・。
洗濯した後のタオルを畳んで収納するのが面倒ですよね?
扉にタオル掛けがあると、その日に使うタオルは収納せずに浴室ドアのタル掛けにかけておけるのがいいのです!
我が家は、夫以外バスタオルをつかわないので、半分におってかけることで4人分を用意することができます。
洗濯物を畳まない間取りと収納ストレスの解消法でも書いていますが、畳んで収納する手間が省けるのはラクですよ。



我が家は、タオル掛けを設置したいがために、開き戸にしたといっても過言ではありません!
オプションでタオル掛けが設置できるのは開き戸だけです。ぜひ、開き戸にしてタオルかけを設置しましょう!
扉にタオルバーをつけるのは後付けでも可能です!
見た目が一番シンプル!
見た目がシンプルなのが開き戸の特徴です。
- 引き戸のようにレールがない
- 一枚戸
ということから、洗練された雰囲気を感じることができます。
洗面所・脱衣所はついつい生活感が出てしまう場所。しかも、そんなに広いスペースをとれない場合が多いものですよね。そんな中で、開き戸は洗面所・脱衣所のスペースをすっきり見せる効果が得られます。
開き戸のデメリット
メリットが多い浴室の開き戸ですが、デメリットももちろんあります。
- 折れ戸より2~3万高くなる。
- 浴室内に開くため浴室にスペースを取られる。
- 浴室内で倒れた時に外から開けられない。
- 子どもと一緒に入った時に出入りが大変。
→ 実際は大変ではありませんでした。
開閉時に浴室内にスペースが取られるのが開き戸の最大のデメリットとなります。
私としては、「浴室内で倒れた時に外から開けられない」が、将来的に一番不安でしたが、実は開き戸は簡単に外れるんですよ。
お風呂の緊急時の開き戸開け方を忘れそうなので📷️ pic.twitter.com/mPgHo5h8Zz
— かげつや@外構頑張り中🐾 (@kagetuya5) February 1, 2022
種類によるのかもですが、わが家はつけるものは簡単に外れると分かったので、この問題はクリアされました。
あとは当時、子どもが小さかったため開閉時のスペースが大丈夫か悩みました。
しかし、
- 子どもはすぐに大きくなること
- 開閉時のスペース問題よりもメリットの方が大きいこと
- 折れ戸との価格差以上にメリットが大きいと感じたこと
この3つの理由から開き戸を選択したのです。
その結果、
- 子どもの受け渡しくらいしか開閉はなく問題がない
- 実際、子どもの受け渡しや子どもの出入りでも、まったく不便さを感じなかった
ということで、開き戸のデメリットと考えていた部分は実際に使ってみると大したデメリットに感じませんでした。
むしろ、賃貸の時の「折れ戸」にくらべて、実家時代の「引き戸」にくらべて、開き戸は掃除が楽すぎる!!!
費用対効果をみれば、確実に「開き戸」にしてよかった!と思っています。
「引き戸」のメリット・デメリット
ここまで「開き戸」について話してきましたが、なにごとも比較が大切です「引き戸」「折れ戸」についても説明していきます。
引き戸のメリット
引き戸の一番のメリットは、開閉部分が広いのに浴室内にスペースを取られないことです。
- 開閉時に浴室内にスペースを取られない。
- 出入りがラク。
- 浴室内で倒れてもすぐ開けられる。
- 介護が必要になった場合、扉を開けたまま介護ができる。
- 狭い浴室でも、浴室スペースに影響がない。
引き戸のデメリット
逆に引き戸のデメリットは、一番値段が高いことです。
- 折れ戸より5~8万円高くなる。
- レールにほこりが溜まる。
- タオル掛けがつけられない。
- 引き戸を引いた部分の壁を有効活用できない。
私としては、レールにホコリが溜まるのが引き戸の一番のネックでした。
- 戸を引き込む部分が洗濯機との隙間になってしまい、手が届かず掃除ができない。
- 手が届いたところで、引き戸のレールを掃除するのが面倒。
- 戸を引き込む部分の壁が使えない。(フックなどつけられない)
どれだけ掃除嫌いなんだって話ですが、無駄な掃除は増やしたくありません。(だからこそ開き戸をおすすめするのです。)
ということで、引き戸は追加料金も高くて掃除が大変と、私にとってデメリットの方が大きかったため、引き戸を採用することはありませんでした。
折れ戸のメリット・デメリット
折れ戸のメリット
標準設備として取り入れられることが多いのが「折れ戸」です。
折れ戸のメリットは何と言っても一番安いということですよね。
- 3つの中で一番安い。
- 戸が折れるので「開き戸」より浴室スペースに邪魔にならない。
- 浴室が狭くても影響が少ない。
折れ戸のデメリット
逆にデメリットといえば、やはり掃除が大変ということです。
- 戸が折れている分、凹凸が多く汚れが溜まりやすい。
- 複雑なため汚れを落としづらい。
- 見た目に賃貸感が出て、チープに見える。
- タオル掛けがつけられない。
最近は折れ戸でも掃除がしやすい工夫がされてきてはいますが、やはり「開き戸」の掃除のしやすさにはかないません。折れ戸の取っ手にタオルを掛けれるタイプもありますが、幅が狭いため家族分を掛けることは出来ません。
- せっかくマイホームを建てるのだから、「賃貸感」を出したくない。
- タオル掛けが絶対欲しい!
という理由から、我が家は折れ戸を選択しませんでした。
浴室ドアの種類別 比較表
これまで紹介してきたメリットデメリットを表にしてみました。
| 開き戸 | 引き戸 | 折れ戸 |
---|---|---|---|
おすすめ度 | (4. / 5.0) | (3. / 5.0) | (2. / 5.0) |
価格 | +2~3万 | +5~8万 | 標準価格 |
掃除のしやすさ | 簡単 | レールの掃除が大変 | 戸の掃除が大変 |
タオル掛けの設置 | 可 | 不可 | 不可 (取っ手に少しかけられる場合あり) |
見た目 | カッコいい すっきり シンプル | すっきり | 賃貸感 チープ感 |
浴室のスペース | かなり必要 | 必要なし | 少し必要 |
脱衣所のスペース | 問題なし | 引き込み部の壁が使えない | 問題なし |
開閉口 | 広い | 広い | 狭い |
浴室内で倒れた時 | 開けづらい | すぐ開けられる | 開けられる |
子育て中 | 支障なし | 全く問題なし | 支障なし |
介護中 | 開閉しておけない | 全く問題なし | 多少不便 |
表にして分かったことは、
- 開き戸 → 掃除が楽・タオル掛けがつけられる
- 引き戸 → 浴室内のスペースが最大限使える
- 折れ戸 → 何と言っても安い
こんなところが特徴です。
私の浴室ドアに対する要望としては、「掃除が楽」「タオル掛けがつけられる」が最大の重要ポイントでした。
その結果、「開き戸」を選んだのでした。
結論:浴室ドアはやっぱり開き戸がいい!
ここまで、「開き戸」「引き戸」「折れ戸」の3つのお風呂の戸について説明してきました。
- 安さを重視するのなら、「折れ戸」
- 浴室内のスペースを重視するなら、「引き戸」
- 掃除のしやすさを重視するなら、「開き戸」
こんな感じに、「お風呂の戸」に何を求めるのかは人それぞれです。ただ、声を大にして言いたいのは、お掃除嫌いなら、「開き戸」がおすすめ!ということです。


我が家は、浴室ドアを「開き戸」を選択して本当によかったと思っています!
浴室ドアの種類を迷っている人は、ぜひこの記事を参考にあなたの家族にあった浴室ドアを選んでください!






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