1月になると、いよいよ小学校の入学が迫ってきました。年長さんのお子さんを持つ方は、入学に向けて、入学準備を始めようと思っている方も多いのではないでしょうか。入学準備は、学校からもらうリスト以外にも用意するものはたくさんあるので大変なんですよね。
特にはじめてのお子さんの場合、何をいつ揃えたらいいのか悩んでしまうものです。
私は小学生を2人もつ母なので、入学準備を2回経験したからわかったこともあります。そこで今回は、新一年生を持つママに向けて入学準備品グッズを紹介します。
- いつ購入したらいいの?
- 買って便利だったものは?
- 入学後に買ってもよかったものは?
これらをわが子の入学時に経験した情報をもとに紹介しています。用意するものがたくさんありますが、今回の記事を参考に慌てずに購入をしていきましょう。
- 初めて入学準備をする人
- 小学校の入学準備品リストを知りたい人
- あると便利な入学グッズを知りたい人
いつから入学準備を始める?
入学準備は、早ければいいというものでもありません。ではいつから準備を始めればいいのでしょうか。
体験入学(学校説明会)のあとがベスト
1月か2月に1日体験入学(学校説明会)があります。体験入学では、その学校ならではのルールや準備品の説明があります。
早めに買って学校のルールに合わない場合もあるので、先に準備を始めるのはおすすめしません。(先輩ママから情報をもらって用意を始めたい気持ちも分かりますが、先走りは厳禁です。)
入学準備品は、隣の小学校とも違うこともあるし、年度によっても違うことがあります。
必ず、体験入学で学校から指示があってから入学グッズを購入するようにしましょう。
入学してから準備しても間にあう場合もある
入学時に全て揃っていると安心ですが、いざ登校してみたら「周りと少し違っていた」なんてこともよくあります。
入学前に子どもと一緒に選ぶ場合、園児はキャラクターものや可愛いものを選びがちです。しかし、小学生になると途端にシンプルなものを使う子どもが増えていきます。
傘や水筒、レインブーツなど、園児時代に使っていたものがまだ使えるなら、あえて入学時に買わずに様子を見てから買った方が得策です。
また、リビング学習を考えている方は、学習机を急いで購入する必要はありません。
入学までに全部揃えないと!と焦ってしまうものですが、入学後にお友達の様子を見ながら、小学生らしいものを買った方が失敗がありません。
授業で使うものは入学前に準備が必要ですが、グッズによっては入学前に揃えなくてもいい場合もあるので焦らずに準備しましょう。
小学校の入学グッズ(定番リスト)
まずは小学校の入学準備の定番を書き出してみました。
- 学校から指定があったもの
- ランドセル
- 学習机・イス
- デスクマット・チェアマット
- 文房具
- 通学服・制服
- 防寒服
- 靴下
- 通学帽
- 雨具
- 運動靴
- 赤白帽子
- 体操着袋
- レッスンバッグ
- ハンカチ・ティッシュ
- 給食・歯磨きグッズ
- 水筒
- 防犯ブザー
- ぞうきん
- 鉛筆削り(自宅用)
- お名前シール
- 移動ポケット
- 名札留め
それぞれを詳しく紹介します。
- 学校から通知があったもの
- 「学校で用意してくれるもの」や「学校で買えるもの」も多くあり、学校からリストが配られます。
・算数セット
・名札
・ノート
・ドリル
・連絡帳
・連絡袋
・のり
・はさみ
・粘土、粘土板
・サインペン
・赤白帽子
・体操着
その学校によっても違いますが、これらは学校で購入できる場合があります。まずは学校からのおしらせを待ちましょう。学校からの通知が最優先です!
- ランドセル
- 入学準備の中で一番早く購入するのがランドセルです。年々ランドセル商戦は早まってきています。納品に時間もかかるので3~9月頃に購入する人が多いです。
- 学習机・イス
- 入学準備の定番ですね。最近はリビング学習も多くなってきたので入学に合わせて買わない人も多くいます。大きくなってからも使えるシンプルなものがおすすめです。
- デスクマット・チェアマット
- 学習机・イスを買ったら、床の傷予防にマット類をセットで購入しましょう。
長年使うことを考えて、シンプルなものを選ぶといいですよ!
- 文房具
- 文房具にも沢山の種類があります。
・ふでばこ
・鉛筆
・消しゴム
・赤鉛筆
・青鉛筆
・鉛筆削り(携帯用)
・のり
・はさみ
・定規
・連絡袋
・下敷き
注意したいのが、鉛筆の濃さ・本数・赤えんぴつ・青えんぴつなど学校の指定がある場合があることです。
消しゴムやえんぴつは紛失することが多いので多めに買っておくと安心です。
また、キャラクターものは授業に集中出来ない場合があるので、学校から禁止されていなくても避けるのが無難です。(友人の教師から聞きました!)
ふでばこは、すぐに文房具が取り出せるハードタイプを使う人が大多数です。両開きのハードタイプは、2年生になって三角定規を使うときに整理しやくすて便利です。
鉛筆はあえてシンプルに。名入れ無料もありますよ!
定規はこれがかなりおすすめ!学校の先生をしている友達から入学時にもらった定規です。
一番端が0cmになっている点と、全体が透明なので子どもには使いやすいです!
- 洋服・制服
- 学校によって私服と制服があります。
私服の場合、通学や授業中に動きやすくトイレに行きやすいものを選びましょう。洗濯がしやすいものを選ぶとママもラクになりますね。「フード」や「スカート」を禁止している学校もあるので注意が必要です。
制服の場合は、学校から指示があるのでそれに従います。
- 防寒服
- 大人が送迎していた園児時代とは違い、小学生はひとりで歩いて登校となります。入学するころはまだ肌寒い時期もあり、朝早くに歩いて登校するので寒さ対策もしておきましょう。薄手のコートやパーカーなど防寒服を用意しておくと安心です。
春・秋の日中は半袖でも登下校は長袖といった時に、防寒服は重宝します。
- 靴下
- 色指定がある学校もあるので、学校説明会のあとに購入しましょう。
学校では、多少寒くてもハーフパンツの体操着を着ることがあるので、長めの靴下も用意すると安心です。
特に男の子の場合、靴下が片方なくなったり、穴が開いたりします。
同じ靴下を何枚も持っていると、使いまわせるのでいいですよ!
- 通学帽
- 入学時に黄色い帽子をもらえることが多いです。遠足などでは赤白帽子を使うので、今まで使っていた帽子がある場合は特に用意する必要はありません。
- 雨具
- 歩いて登下校するため、雨具関係はからなず必要です。
- 傘
- レインコート
- レインブーツ
急な傘雨の日に慌てることのないようにしましょう。特に男の子はすぐに傘を壊してくるので、予備にもう一本買っておくと安心です。また、折りたたみ傘を持たせる地域や、置き傘を推奨する学校もあるので、先輩ママや学校に聞いてみましょう。
傘は一部分が透明になっているタイプだと登下校中に前方が見えて安全です。
レインコートはランドセルがすっぽり入るタイプを買いましょう。反射板つきが安心です。
雨具関係は、6年間は着れないので、お子さんの好きなものにしてもいいですね。
- 運動靴
- 入学にあたり必要な靴は、下記のとおりです。
- 通学・外での活動で使う靴
- 校内で使う靴(上履き・上靴)
- 体育館で使う靴(上履きと同じ場合が多くその場合は不要)
2種類もしくは3種類も靴が必要になります。どれも動きやすい運動靴を選びましょう。
- 赤白帽子
- 学校で購入することができる場合もあります。最近では百均でも売っているので安く済ませることも可能です。
ちなみに・・・
わが子はすぐに物をなくすタイプだったので、百均で予備を買っていていました。
案の定、紛失時にとても助かったので、ものをなくすタイプのお子さんの場合は2個買いが安心です。
- 体操着袋
- 体操着袋は、ランドセルの上から背負うナップサックや、ランドセルの脇に掛ける巾着と、学校によってタイプが変わります。
学区内の登下校中の小学生をみて、あなたの地域がどのタイプかわかるのでチェックしてみましょう。
- 巾着かナップサックかは、学校によって違うので注意。
- 洗濯ができる方が絶対いい!
- 6年間使えることを見越して柄を選ぶ。
6年間使えるので、シンプルな柄を選ぶとよいでしょう。
- 手提げバック
- 学校から形の指定があることもあるので、指示があるまで用意しない方が無難です。
私の地域は、図書室から借りてきた本を入れるために必要でした。
- ハンカチ・ティッシュ
- 園児でも使っていたと思うので、あえて買いそろえる必要はありません。
ティッシュは、洗濯機が大惨事にならないために水に溶けるタイプがおすすめです!(これは園児でも同じくですね)
私服の学校はポケットポートをひとつ持っていると安心ですよ。
- 給食・歯磨きグッズ
- 学校によっては、昼食に関するものを持ってくるように言われます。
- 給食着袋(学校で用意する地域もあり)
- ハブラシ
- コップ
- ハブラシ&コップを入れる袋
- ナフキン
学校によって大きく違うので、体験入学(学校説明会)後に用意しましょう。
- 水筒
- 熱中症対策のためにも、年中水筒を持参する学校も増えてきました。
体も大きくなってきて夏場だと500mlは足りない場合も。1ℓは低学年には大きすぎるので、750ml前後がおすすめです。
- 防犯ブザー
- 防犯ブザーを持っていくのが、当たり前になりましたね。
今ではいろいろなタイプの防犯ブザーが売っています。
- ホイッスルつき
- ライトつき
- 電池切れを教えてくれるもの
あるあるですが、低学年は間違えてブザーを鳴らすことがあります。
ブザーが鳴った時にどうやって止めるのかを、忘れずにお子さんに伝えておきましょう。
- ぞうきん
- 年に数回ぞうきんを持ってくるように言われますが、ひも付きタイプなど指定もあることもあります。
6年間続くので、まとめて購入か作成をしておくと楽です。
- 鉛筆削り(自宅用)
- 自宅用の鉛筆削りも忘れずに用意しましょう。
鉛筆削りといっても最近では、中身が見える手動の鉛筆削りだったり、
縦型の電動鉛筆削りだったり、
短くなった鉛筆をつなげることができる鉛筆削りだったりと種類の値段も豊富です。
ほんと、今は鉛筆削りも種類豊富です。
そんな中で、小学生におすすめする鉛筆削りについては、【2023年】小学生の鉛筆削りは手動?電動?選び方のポイント・おすすめ10選で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
ちなみに、わが家が今使っているのはこちら。
ダイソーで買った電動エンピツ削りです。お値段はなんと330円!
わが家には、手動の鉛筆削りもありリビング学習時につかっていたのですが、結局は子ども部屋用にとサブで買ったこの鉛筆削りばかり使っています。
使い心地などは【レビュー】ダイソーの電動の鉛筆削りってどうなの?小学生でも使えるかを検証!で詳しくレビューしていますが、もうまじこれだけでいいかも?ってほどおすすめです。
- お名前シール
- もう説明はいらないですよね。お名前シールは本当に役立ちます。
- シンプルである←重要!
- 耐水性がある
- 耐熱性がある(食洗器対応)
一番気を付けたいのが、シンプルであるということ!
わが子たちも、入学当初こそかわいいシールを好みましたが、1年生後半にもなると「これは子どもっぽいから恥ずかしい」といって、シンプルなシールを好むようになりました。
年齢があがるにつれて、名前も漢字になっていきます。(森さんや山川さんなど)
ひらがなのみの名前シールは意外と寿命が短いので大量買いをしないようにしましょう!
- 名札留め
- 名札留めも定番ですね。
・洋服に穴が開かない
・くるっと裏返しになって名前が隠れる
こんなメリットがあるので一つ用意しておきましょう。
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小学校の入学グッズ(あると便利なものリスト)
「学校から用意してといわれていない」けれど「あると便利なもの」を書き出してみました。
- テプラ
- どこでも学習机
- 目覚まし時計
- 電気スタンド
- デスクマット(リンビング用)
- ランドセルラック
- 水筒カバー
- お弁当箱・レジャーシート
- リュック
それぞれ詳しく紹介します。
- テプラ
- 私が入学準備で一番買ってよかったと思っているのがテプラです。
お名前シールとテプラを併用することで「名前書き」はバッチリです!
- 漢字とひらがなを混ぜられる
- 好きな時に作成できる
- 好きな枚数を作成できる
- 子ども以外にも使える(収納グッズなど)
入学すると「やまだたろう」「山田たろう」「山田太郎」といったように、習った文字から漢字に変えていくパターンがあります。これに対応できるのがテプラなんですよね。
ひらがなのお名前シールはとっても重宝しますが、徐々に漢字に変更していくので実際は結構あまってしまいます。
その点、テプラがあれば好きな時に好きな枚数を作成できて、収納ボックスやファイルにも使うことができるのです。
長期にわたって使えるので、テプラは一台あると便利です!
- どこでも学習台
- 机部分が斜めになっている学習台で、台の下は引き出しになっていて筆記用具が入れられます。
軽くて持ち運びが自由なので、子どもの気分でどこでも使えますね。
机が斜めになっていることでノートを書きやすく、綺麗な姿勢を保つことができるので買ってよかったと思える商品です。
- 目覚まし時計
- 自分の時計を持つことで、「小学生になるんだ」と子どものテンションがあがること間違いなしです。
小学生になると登校時間に合わせて自分で起きることが大切です。
- 時計の読み方を覚えられる
- 時間の自己管理の勉強になる
- 時計の授業でつまづかないようになる
こんな理由から、入学時に目覚まし時計を用意するといいでしょう。特に知育時計にすると子どもも覚えやすくていいですね。
- 電気スタンド
- 部屋の電気だけだと手元に影ができるので、集中ができるように学習スタンドを用意するといいです。
わが家が2台も買ったのがこちら。
少々お高いですが、リビングでも学習机でも邪魔なにならないタイプを選びました。シンプルだからこそ、高校生になっても使えるし、将来私も使えるなと思って選びました。
- デスクマット(リビング用)
- 学習机にデスクマットを使うことが多いですが、リビング学習用にもマットを用意しましょう。
カウンター全体をカバーするものや、手元サイズなどオーダーメイドでお好みのサイズに切ってもらるものを選ぶと、ピッタリサイズが買えますよ。
・リビングのカウンター
・リビングのテーブル
・ダイニングテーブル
こういう場所で子どもが勉強すると、確実に消しゴムのカスやえんぴつでテーブルが汚れます。汚れる前に購入しておきましょう。
ホームセンターにもあるので実際に手に取って厚みを確認するといいですよ。
- ランドセルラック
- ランドセルラックがあると部屋が片付きます!
学校用品はすべてこのラックにしまうルールにすることで、子どもも整理整頓がしやすくなります。リビング学習ならリビングに置くことで、リビングが散らかりません。
ハンガー掛けついているタイプなら、これ一台ですべてが収まりますね。
- 水筒ベルトカバー
- 熱中症予防に水筒持参を推奨する学校も多くなりました。
重たい荷物を持ち運ぶ登下校中、水筒ベルトのカバーがあると肩が痛くなりません。低学年の時はあると良いでしょう。
- お弁当グッズ・レジャーシート
- 入学準備として学校からは言われないものですが、必ず必要になるのがお弁当グッズです。
・お弁当箱
・はし入れ
・お弁当袋
・レジャーシート
これらお弁当グッズは、課外授業や遠足時使います。学童保育を利用する場合、夏休みなど長期休みは毎日お弁当持参の地域も多くあります。
入学前に急いで買う必要はありませんが用意しておきましょう。
とはいえ、小学校でお弁当を使うのは数回です。わが家は、年に数回しか使わないお弁当箱を買うというよりも、私が職場で使えるお弁当箱を選びました。
冬場でも暖かいお弁当を食べられる保温タイプは、子どもに暖かいご飯を食べてもらえるので、親としても安心です。
- リュック
- お弁当グッズと同じく入学時に揃える必要はありません。ただ、遠足や課外授業で確実に必要になります。
今でもリュックを持っていると思いますが、小さくなってきている人は新たに準備が必要です。
リュックがずれないように胸元にハーネスがついているものがおすすめです。
購入に困ったときは?
小学校の入学準備品は、いざ準備を始めると細かい疑問が出てきます。そんな時はひとりで悩まずに周りの人に聞いてみましょう。
ではどんな人に聞くといいのか、説明してきます。
先輩ママに聞く
一番心強いのが、ママ友です。
- 園ママの中で、上の子が小学校に通っているママ
- 入学する小学校に通っているご近所さんママ
- 小学校は違うけど、小学生の子どもがいるママ
なるべく自分の子どもが通う小学校の情報を知っている方に話を聞いてみましょう。
学校のルールは毎年少しずつ違うので、その小学校に通っているお子さんがいる人に聞くのが一番確実です。
学校に聞く
ママ友やご近所さんに聞くのが良いのはわかっているけど、聞けるような知り合いはいない。そんな場合は、学校に直接聞いてみましょう。「入学予定なのですが」と学校に伝えれば教えてくれます。
ただ学校に聞いた場合、「暗黙のルール」や、最近の流れなどは教えてもらえません。
先輩ママに聞けることは聞いたうえで、それでもわからなかったら学校へ連絡してみるのが現実的です。
入学準備はひとつずつ確実に用意していきましょう!
ここまで私の体験を踏まえて、小学校入学に必要なもの、あると便利なものをものを紹介してきました。
書き出してみると購入するものはたくさんありますね。毎年1~2月の体験入学(学校説明会)が終わると一斉にみんなが入学準備を始めます。入学準備は購入期間は2か月しかないので意外とあっという間です。
今回の記事を参考に、買うものリストを作成し、あせることなく、ひとつずつ確実に買い揃えていましょう。
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