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そろばんを家で親が教えるのをやめた理由|家で教える方法・メリット・デメリット

そろばん家で親が教える?
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そろばんを子どもに習わせたいけど、

・そろばん教室への送迎が大変
・近くにそろばん教室がない

そんな理由で、そろばん教室に通わずに家でそろばんを教えたいと考えていませんか?

ちなみに私たち夫婦は、「そろばんを習っていてよかった!」と思うほど、生活においてそろばんが役に立っていることから、「子どもにはそろばんを習わせたい!」という思いがありました。

でも、いざ子どもに習わせたいと思っていたのに「家の近くにそろばん教室がない」という状況で・・・。だから、家で親がそろばんを教えられないかな?と考えてみたわけです。

しかし色々と考えて行く中で、わが家は自宅で教えるのをあえてやめるという道をだどります。では、なぜ家でそろばんを教えなかったのか?

ということで今回は、

  • 私が家でそろばんを教えるのをやめた理由
  • 家で教えるメリット・デメリット
  • 家で教える時の対処法

これらを紹介しています。お子さんにそろばんに習わせたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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目次

【体験談】そろばんを親が家で教えるのを諦めた理由

まずは、わが家がそろばんを家で教えるのをやめた経緯をお話していきます。

 

まだ通うには早いから、家で教えてみる?

「小学校2年生で掛け算を習うから、子どもが3年生になったらそろばんを習わせよう」そう思っていたわが家。

しかし息子が数字が得意だったため、早いうちにそろばん教えても大丈夫かな?と気軽な気持ちで、1年生の時に家で教えたことがありました。

教えたのは教科書も使わずに、1+1=2レベル。

それでも、数字好きの息子は興味津々にそろばんを楽しんでいました。

当時は「3年生までに独学で少しでも習っていれば、そろばん教室に通う時にスムーズかな?」ぐらい軽い気持ちで教えていたのでした。

 

格安レッスンを発見!しかし・・・

そして同じタイミングで、市が主催している「そろばん5回コースで1,500円」という短期レッスンを発見。お試しで通ってみることにしました。

そしたら、衝撃!そろばんのはじき方が私のやり方と違うのです。

例えば、6+4なら、人差し指で1玉と5玉を順番に下げる私に対し、その授業では、1玉と親指で、5玉を人差し指で同時に下げるというやり方でした。

私のやり方子どもが習ったやり方
玉あげる↑は人差し指
5玉さげる↓は人差し指
1玉あげる↑は親指
1玉下げる↓は人差し指
5玉あげる↑は人差し指
5玉さげる↓は人差し指
1玉あげる↑は親指
1玉さげる↓は親指

見学していた私は「なにそれ?」状態(笑)

そして、授業が終わった後に先生に聞いてみたら、

「同時に弾く方が早く玉を動かせるので、今はこのやり方です。」

と。

「あーこれは、私には教えられないな」と思った瞬間でした。

 

将来、そろばん教室に行かせたいから・・・

とはいえ、今でも私のやり方(人差し指でしか玉を下げない)で教える教室も多いようです。

ということは、将来もし子どもがそろばん教室に通うなら、「通う教室の方法」と「親が教える方法」が違うかもしれません。

将来、習わせたい教室が決まっているなら、その教室にやり方を聞いて、家でもその方法で教えるのも手だと思います。

ただ、当時のわが家は、近くにそろばん教室がなかったため、どこで習わせるか悩んでいた時期でした。

この状態で、「子どもに親のやり方で教えるのは、将来そろばん教室に通った時に、子どもが戸惑うだけだな」と判断し、あえて親がそろばんを教えることをしませんでした。

 

ずっとそろばん教室に通わせることがないのであれば、親のやり方で教え続けても問題はと思います。

 

近くでそろばん教室が開講された!

そして息子が小学校2年生の冬。

3年生から習わせたいけど、近くにそろばん教室がないからどうしよう・・・

と悩んでいた時に、朗報が入ります!

なんと、来年度(息子が3年生)の春に、近くでそろばん教室が開講されるとのこと!

このまま通えるそろばん教室がないのであれば、「私と夫のやり方で、家で教えるしかない」と思い始めていた時期だったので、グッドタイミングです。

というとで、わが家は子どもが小3の春からそろばん教室に通うことになりました。

ちなみに・・・

その教室は「人差し指と親指で同時に弾くタイプ」の教室だったので、私のやり方とは違いました。
「あの時家で親が教えなくてよかったと思えた瞬間でした。

 

他にも家で教えるのをためらった理由

ということで、わが家は無事にそろばん教室に通うことができたのですが、もし近くに教室がないままだったら、親である私と夫で教えることになったと思います。

ただ、家で教えるには不安材料がいくつかありました。

  • そろばんを自分でするのと、人に教えるのは別物
  • 親子ともにモチベーションを保ち続けられない
  • 親子喧嘩が勃発しそう など・・・

これらのことは、後でデメリットとして詳しく紹介しますが、とにかくわが家の場合は、

「将来そろばん教室に行かせたいのに、親がのやり方でを教えたことで、子どもが指運の違いに戸惑う可能性があるのでは?」

ということで、家で親がそろばんを教えることをやめたのでした。

自宅で親が教えるメリット

ここまで、わが家のそろばん教室に通うまでを紹介してきました。しかし、もちろん家でそろばんを親が教えることはメリットもたくさんあります。

ということで、ここからは家で親がそろばんを教えるメリットを5つ紹介します。

 

月謝がかからない

最大のメリットは、そろばん教室へ通う入会費・月謝がかからないということです。

そろばんは他の習い事に比べると、比較的月謝が安いものですが、それでも4,000円~5,000円はかかります。

その点家で親が教える場合は0円。

 

親が教えることで、習い事の出費を抑えることができます。

 

送迎しなくてよい

多くのそろばん教室は、週に2、3回通う必要があります。しかも、平日の夕方のことが多いんですよね。

ひとりで通える距離にあればいいのですが、なかなか近くにはないもの。そうすると、親の送迎がやっぱり大変。(わが子のためとはいえ・・・。)

でも家で教えるのなら送迎という手間は一切ないわけです。

例えひとりで通えたとしても、交通事故など移動中のトラブルが心配です。家で教えるなら移動の手間と心配ごとを減らせますよ!

  

子ども自身の通う負担が軽減できる

そろばん教室は、親にとって送迎が大変なのもわかりますが、何よりも子どもがそろばん教室へ通うことに負担を感じる場合があるということです。

  • 天気が悪い中、通う大変さ
  • 他の習い事に比べ1週間に通う回数の多さ
  • 夕方友だちと遊べないジレンマ

これらを全部解消してくれるのが、家での学習というわけです。

 

他の習い事と同時にできる

週に2、3回そろばん教室に通うとなると、拘束される時間が多くなるため、他の習い事をしずらくなる可能性があります。

平日週3で通うと、放課後友だちと遊べるのが、週2日しかありません。

もし、そろばんを自宅で親が教えるなら、夜や休日、はたまた学校へ行く前にだって教えることができるわけです。

 

家で教えるなら、そろばんに時間を取られない分、他の習い事との両立がしやすくなります。

 

小さいうちから始められる

そろばん教室によっては、年長や小学生からなど入会できる年齢が決まっている場合があります。

そろばんはじっと座って集中して行うものなので、あまり早い年齢から入会を受け付けていない教室も多くあります。

でも子どもが数字に持ち始めた、3~4歳ごろから始めさせたいと思う人も多いものです。

だったら、まずは親が入会可能の年齢になるまで、教えるというのも一つの手ですね!

 

 

そろばんを自宅で教える大変さ・デメリット

では次に、そろばんを自宅で親が教える大変さ、デメリットを7つ紹介します。

やり方(運指)が違う場合がある

最初にお話した通り、私が家で教えなかった理由として大きいのが、やり方(運指)の違いでした。

子どもがずっとそろばん教室に通わずに、家で親に教えてもらうだけなら、親のやり方で教えても問題ありません。

もし、ある程度上達してから、そろばん教室に通わせたいと思っているなら、要注意!

 

自宅で教えるなら、教室によって「やり方(運指)が違う」ということを念頭に置いておくべきです。

まず親が理解する必要がある

親がそろばん経験者ではない場合、当然ですが親自身がそろばんを勉強することになります。

また、小さい頃習っていたからといっても「そろばん自分がするのと教えること」はまた別物。

例えば、6+8が13になる玉の動かし方を、子どもが理解するように説明するのって意外と大変です。

ということは、親がそろばん経験者でも未経験者でも、やはり「子どもに教えるための労力」が必要になります。

 

甘えがでる

やはり、親に教わると子どもが緊張感がもてないというデメリットがあります。

分からない場所があった場合、「わかんなーい!!」なんて駄々をこねることは、そろばん教室に通っていたらできませんよね。(する子もいるかもですが・・・笑)

でも、親なら甘えたりわがままを言ったりできちゃうわけです。

「わかんない!」「やりたくない!」「もーいい!」こんな言葉に親が忍耐が必要。覚悟が必要です(笑)

家でリラックスして自分のペースで学べることはいいことですが、家だからこその甘えが出てしまうことに注意が必要です。

 

さぼる誘惑が多い

テレビ・ゲーム・おもちゃ、兄弟・・・・子どもにとって家には誘惑が盛りだくさんです。

その点通塾するタイプなら、必然的に「そろばんを習う時間」を確保できます。家だとつい誘惑に負けちゃうのは大人も子どもも一緒です。

 

家でメリハリをつけてそろばんの勉強をするには、ちょっと親に根気が必要かもしれません。

 

親の時間が必要

親がそろばんを教えるということは、当然ですが親の時間も取られます。

そろばん塾に通えば、送迎が必要な場合もありますが、そろばんに通っている間は親はノータッチですみます。

 

親自身の時間の確保が難しい場合は、自宅学習がうまく進まない可能性があります。

 

親がカリカリしてしまう

「ほら、そろばん始めるよ!」
「そこ違うよ」
「さっき教えたでしょ」
「だらだらしない!」
「さぼらなーい!」

家でそろばんを教えることを想像すると、こんな風景がよぎりますよね(笑)

他の子に教えるなら優しく教えられることも、わが子だとイライラしちゃうことありません?(私はあります!)

自宅で教えるデメリットとして、「親がついカリカリしてしまう」ことがあるので、余裕をもって教えるように心がけたいですね。

 

対抗意識がもてない

そろばん教室に通うメリッに、周りの子と切磋琢磨して成長するということがあります。

「○○君の方が、先に6級受かった!」

「●●ちゃんより、先に4級受かった!」

自宅学習だと、こういう対抗意識が持てないのです。

 

対抗意識は、子どもがそろばんを続けるモチベーションにもつながります。自宅で教える場合はモチベーションが下がらないようにフォローを心がけたいですね。

そろばん教室に通わなくても検定試験は受けられる?

検定試験を受ける場合は、お近くのそろばん教室に問い合わせる方法もありますが、直接お近くの商工会議所に問い合わせてみましょう。

ちなみに・・・

私が通っていたそろばん教室は、3級から日商(日本商工会議所)主催の検定を受けていて、4級までは先生の采配で級が上がっていきました。
息子が今通っているそろばん教室は、同じく3級から日商の検定を受けて、4級まではそろばん教室独自の試験を受けるという形です。

家で親がそろばんを教える時は、子どものモチベーションアップのために、3級よりも前から検定を受けるのありですね!

 

そろばんを家で教える時の対処法

そろばんを家で教えるとなると、やはり親の工夫が大切です。

ここでは、親が家で教える時の対処法を3つ紹介します。

親も一緒に勉強する

「子どもに教える」というより、「一緒に勉強する」というスタンスの方が自宅学習はバトルが少なくなります。

 

子どものころにそろばんを習っていたとしても、「一緒に上達しよう!」という心構えで行った方が、親自身がイライラしないですみますよ!

 

教材を使う

そろばんの教材には、初めての人でも分かりやすく解説が乗っています。

自分がそろばんが出来たとしても、教えるの難しいです!(実体験)

子どもも親に言われるより、教材に書いてあると反発が少なくなります。

ぜひ、家でそろばんを教えるなら、初めから教材を使って教えるようにしましょう!

 

オンライン授業を受けてみる

今は家にいながらオンラインでそろばんを教わることができます。

とはいえ、オンライン授業は月謝が高いのがネックなんですよね。

そんな中おすすめなのが、「おおぞらパス」です。おおぞらパスは月額3,980円と格安で始めることができるのです!

おおぞらパスとは
  • 入会金無料
  • そろばんが贈呈される
  • 好きな時間に動画でレッスンを受けられる

詳しくは「【おおぞらパス】を徹底解説!|口コミ・料金・授業内容・退会方法など【オンラインそろばん教室】」で説明しています。

おおぞらパスは、ライブ授業ではなく、好きな時間に動画を視聴するタイプなので、自宅で親が教える時の補助材料としてもピッタリです。

 

 

まとめ

ここまで、わが家が自宅でそろばんを教えるのをやめた理由や、自宅学習のメリット・デメリット、対処法を説明してきました。

わが家は、たまたま自宅近くにそろばん教室が開設されたので、自宅学習はしませんでしたが、もし開設されなかったら、確実に家で親が教えていたと思います。

例えそろばん塾に通わなくても、子どもにはそろばんを覚えてほしい!と思えるくらい、そろばんは大人になっても確実に役立ちます!!

お子さんにそろばんを習わせたいと思っている方、家で教えられないかなと悩んでいる方は、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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