園児がチャレンジする運動といえば、
- 縄跳び
- 鉄棒
- 跳び箱
- ボール投げ
- マット運動
こんなものがありますが、この中で跳び箱だけは家庭で練習が難しいと思いませんか?「縄跳び」「ボール投げ」「マット運動」は家で練習ができるし、鉄棒は公園で練習することができるけど、家に跳び箱がある人は少ないわけです。
そんな中、わが子が飛べないと嘆いている姿をみて、我が家では自宅練習を始めてましたよ!
そこで今回は、自宅で練習できる跳び箱の練習方法をお伝えします。踏み切り方、足の開き方・・・なんて専門的な飛び方のことはプロではないのでお伝えしていません(笑)ただただ、親子で楽しく練習する方法を紹介してます。
わが子は、今回紹介する方法で3日で飛べるようになったんですよ!子どもの「できた!」の笑顔って、親への最大のプレゼントですよね(笑)
ぜひ、あなたのお子さんの「できた!」の笑顔を引き出せるように、飛び方の練習法を参考にしてみてくださいね。
家で練習がおすすめな理由
学校や園、体操教室などで跳び箱チャレンジする時は、
- 月に数回
- 短い時間に
- 順番まちをしながら
- 練習する
- 失敗したらまた順番待ち
こんな感じに、集団練習では短い時間しか練習ができません。しかし自宅なら自分だけで好きなだけ練習が出来るので、飛び方を覚えるスピードが上がるのです。
とはいっても、子どもがひとりで練習するのは難しいわけで・・・。そこで親が手助けをしてあげましょう。子どもって感覚・体感・遊び感覚でコツをつかみますからね。
細かいことは抜きで、親目線の練習方法を紹介します。
自宅で出来る練習方法
動画を見る
まずはいろいろな動画をみてみましょう。動画が見られる時代ですから、たくさん動画をみることはとっても有効です。
ちなみに、動画にもいろんな種類がありますよ。
①親が動画をみる
跳び箱の練習動画はたくさんありますが、園児がみても理解するのは難しいですよね。だったらまずは親が、飛び方のコツが分かる動画をみてみましょう。
私がみたのはこちら。
あなたが跳び箱を飛べていたとしても、子どもに飛び方を教えるのは意外と難しいものです。この動画は、子どもも出てくるので、自分の子どもを想像しやすいですよ。
②子どもたちが楽しそうに飛んでいる動画を見せる
子どもには、同い年くらいの子どもたちが練習している動画を見せましょう。この子が飛べるなら自分も飛べる!という意欲につながります。
③手のつき方動画をみる
「跳び箱の前の方に手をつく」ってよく言われていますよね。手の形が書かれている跳び箱もありますし。
でも実際はもっと前に手をつく方がいいんだなってわかった動画がこちら。
確かに自分が飛ぶ時もそうだなぁと思った動画です。
④子どもが知っている人の動画を見せる
息子が偶然見つけて食い入るように見ていたのが、ヒカキンの動画でした。何段まで飛べるのか?という企画だったので、実際に子どもが飛ぶ参考にはなりませんが(笑)
でも、「自分も跳び箱を飛ぶんだ」とモチベーションが上がっていました。
魔法の掛け声を教える
「サー・タン・パットン」という、魔法の言葉をご存じでしょうか?
サー(助走)タン(踏切)パッ(手をつく)トン(着地)
こんな感じに、動きに音をつけて飛ぶと跳び箱が飛べるといわれています。
わが子の場合、なぜか踏み切る前に2回ジャンプしていて、タイミングがなかなかつかめなかったんですよね。だからといって、「踏み切るときはこうやって、手はこのタイミングで・・・」なんて言葉で伝えても、園児には伝わりにくいので音で動きを伝えるのは有効です。
- サー・グッ・パッ・グッ
- ター・ドン・パン・トン
など、実際の音は何でもいいのです。お子さんと一緒に、楽しいオノマトペを考えるのも楽しいですね。
親の体を跳び箱にする
園児の場合、「馬飛び」だと高くなってしまうので、親は「ダンゴムシ」のように丸まってその上を飛んでもらいましょう。
- 親の体を飛び越えるメリット
- ①遊び感覚で練習できる
②家で簡単にできる
③無料で出来る
④子どもが恐怖心を持たない
⑤手の力が入っているか背中で感じ取れる
こんなに沢山メリットがあるので、ぜひ試してみてくださいね。
跳び箱を作っちゃう
わが子が跳び箱を飛べるようになった最大の方法は、家に跳び箱を作ったことでした!
0円10秒で作れる跳び箱の作り方で、どんな跳び箱を作ったか紹介していますが、たったの3日で我が子は飛べるようになったのです!
手作り跳び箱は、
- 安い!
- 簡単!
- 練習し放題!
と、メリットがたくさんあります。
家に跳び箱があると自宅練習にもってこい!なのです。まずは跳び箱を飛び越えるという感覚をつかむために横向きで練習するといいかなと思います。
あっという間に作れて費用対効果が最高に良いのでおすすめです。
手の力の入れる方向を教える
「サータンパットン」の合言葉を使って、「手作り跳び箱」を飛ぶようになった息子。あっという間に「あと少し」のところまでたどり着きました。
ここまではできるようなりました。しかし、手に力を入れておしりも持ち上がっているのですが、どうしてもドスン!としりもちをついてしまう状態でした。
そこで飛んでいる姿をよく観察してみると、手を下方向に力を入れるがばかりに、肘がストッパーとなって足が前にでないのです。
- 手の力を入れる方向が真下すぎる
- 真下に力を入れすぎるばかり、おしりだけ高くなる
- 力を入れすぎて跳び箱から手が離れないから、足が前にでない
こんなことが分かったので、手作り跳び箱の一段目を後ろに押し出すようにアドバイスしてみました。
アドバイスしたのはたった二つです。
- 1段目の段ボールを後ろに飛ばすと思って押してごらん
- 飛んだら手は足の間に入るように跳び箱から離してごらん
そう伝えて、飛んでみた一回目・・・。
なんとなんと!飛べたのです!!!
まさか、一回目で飛べるとは思わず、お互いびっくり。飛べた時の満面の笑みは忘れることができません!
楽しく自宅で練習が一番
ここまで、園児が家でできる飛び方や練習法をお伝えしてきました。
跳び箱の飛び方を調べると、「かえる跳び」など基礎的な練習もたくさん出てきます。でも、基礎練習って園や体操教室など集団で行うから楽しんでできるものなんですよね。
やはり、家だと地道な基礎練習は難しい。そう思った我が家では、「手作り跳び箱で回数をこなす」という方法で跳び箱を克服しました!
こんな流れで、わが子は3日であっという間に飛べるようになったのです。
一度コツをつかむと、どんどん飛べるようになります!
小学校に入学すると跳び箱の授業は必ずあります。
・入学前に跳び箱の飛び方をマスターして自信をつけてあげたい!
・跳び箱に苦手意識をもつ前に、飛べるようにしてあげたい!
そんな風に思っている親も多いと思います。ぜひ、子どもの「できた!!」「飛べた!!」の笑顔を見るために、今回の記事を参考にチャンレンジしてみてくださいね。
コメント