跳び箱を飛べる嬉しさを、子どもに味わってもらいたい!そんな気持ちを持っていませんか?
わが子が5歳のころ、園の体操教室に通っていて跳び箱が飛べず、跳び箱に苦手意識を持ち始めていました。そんな時、母としては「なんとか跳び箱を飛べるようにしてあげたいなぁ」と思う毎日でした。
そこで、思い切って家で練習ができるように跳び箱を自作してみることにしたのです。
ということで今回は、超簡単!図面の必要ない「10秒で」「0円で」完成する段ボール跳び箱の作り方を紹介します。牛乳パックで作ろうかな?とも思いましたが、段ボールの方が簡単で丈夫です!これなら本物の跳び箱の代用として使えますよ。
作るまでの経緯も書いているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 子どもに跳び箱の練習をさせたい
- 安く跳び箱を作りたい
- 子どもの「飛べた!」の笑顔がみたい
手作り(diy)のきっかけ
家なら何回も練習できる
園で行っている体操教室は週に1回60分。その60分の中でも跳び箱をする時間は限られています。しかも、ほかの園児と一緒なので一回飛んだら順番待ち・・・。実質一回の体操教室で跳び箱を飛べるのは、数回しかないのです。
でも、それが家に跳び箱があったら?
そう、自分が独り占めできるので、自宅なら練習したいときにいつでも何回でも飛べるわけです。
買うのは高い
よし!じゃあ家に跳び箱を用意しよう!と思ってネットを探してみれば、買うのは高い・・・。
いくら息子が跳び箱を飛べるようにと思っても、さすがに高いお金を払うのはもったいないですよね。
すぐ使わなくなる
跳び箱を使う期間は本当に限られています。飛べるようになたらあっと今に、ほこりをかぶること間違いなし。
短期間しか使わないから、後々置き場も処分も困ってしまいますよね。
安くてすぐ処分できる手作りは良いよね?
ということで、高くて買えないなら、安くて簡単に自作してしまおうってわけです。
- 安い
- 処分しやすい
- 好きな時間に好きなだけ練習できる
こんなふうに、手作り跳び箱にはメリットがあるのです。
ちなみに、わが家ではバランスボードも手作りをしました。やはり手作りのメリットも多く、子どもたちは楽しく使っていました。
>>バランスボードを自作してみた!ダイソー300円で代用品を手作りする方法
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跳び箱の作り方
では、さっそく簡単に出来ちゃう跳び箱の作り方を紹介します。
この方法は、diyならではの図面なんて必要ありません。あっという間にできちゃいますよ!
10秒でできる跳び箱の作り方
まずは、スーパーへ行って、ミネラルウォーターや炭酸水などを「箱買い」してきます。
我が家は、炭酸水をよく飲むのでこちらを箱買いしてきました。息子と一緒に買いに行き、息子の体格と段ボールのサイズ感をくらべて、今回は2個購入。
ダンボール2個を積み重ねます。
はい、完成です!
縦方向からみるとこんな感じ↓
炭酸水はいつも飲んでいるので、跳び箱のための出費は0円!
災害時の備蓄用にミネラルウォーターでもいいですね。積み重ねただけではありますが、ペットボトルが重たいので、子どもが飛んでもずれることはありませんでした。
本当は、ペットボトルが逆さまになった位置で使いたかったのですが、子どもの伸長に合わせるとこの置き方に。(ペットボトルが横向き)
お子さんが小さい場合はひと箱だけにしてみたり、向きを調節するといいですよ。
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より安全な作り方
ただ積み重ねただけでは危ないと感じた時の対処法を紹介します。
- ①ガムテープを貼る
飛んだ瞬間に上の段ボールがずれてしまう可能性があります。ペットボトルの重たさがあるので、大きくずれることはないですが、念のため重ねた部分にガムテープを貼っておくと安心です。
我が子の場合は、ガムテームでずれずに使えました!
- ②布をかぶせる
段ボールの角が危ないと思う場合は、家にある布をかぶせましょう。布はなんでもOK!
- 園グッズの袋作った時に余った布
- 赤ちゃんの時に使ったおくるみやタオルケット
- 使い古したバスタオル
家にある使わなくなったものを上にかぶせてガムテープで止めるだけです。我が家は、なぜか家にあった謎の布で作りました。
すでに何百回と飛んだあとの写真なのでボロボロですが・・・。
ガムテープは子どもが張ったので、綺麗に貼れていないですが「自分で作った」という満足感は得られたようです。誰に見せるわけでもないのですから、見映えは良しとしましょう(笑)
息子は布を張ることでクッション代わりになって、怖さがなくなったようです。
(布の上には、自分の手形を書いていました・・・笑)
- ③補強する
ペットボトルはつぶれないとはいえ、段ボールには微妙な空間があり少しずつへこんできます。
そこで、簡単な補強方法を4つ紹介します。
- 段ボールと布の間に本を挟む(わが家はこの方法)
- 段ボールを開けて中に本を入れる
- 段ボールの中身を全部出して、家じゅうの本を詰め込む
- 凹んだら、凹んでない面に向きを変える(4回変えられます)
一番簡単なのは③ですよね。
でも、どれもほとんど時間がかからないので、お好きな方法で補強しましょう。
ペットボトルの箱では、子どもにあうサイズがないという場合は、④の方法がいいですね。お好きなサイズの段ボールに、本を詰め込んでいきましょう。
サイズは?
家で練習するのなら、サイズは本物の跳び箱サイズに固執する必要はないかなと思います。本物の跳び箱だってサイズは色々ですしね。
我が家の手づくり跳び箱のサイズはこんな感じです。本物の跳び箱に比べればサイズは小さいです。でも逆にこの小ささが園児にはぴったりなんです。
- 飛ぶコツをつかむことが大切!
- 飛べた!という成功体験が大切!
子どもは、一度コツをつかめば普通の跳び箱もあっという間に飛べるようになります。その手助けとなるのが手作り跳び箱なので、子どもの体格にあった段ボールで十分ですね。
強度は?
布の間に絵本を挟んだ我が家の手作り跳び箱を、300回くらい飛んだ後の状態はこんな感じです。
下の段ボールが潰れ初めてちょっと膨らんできました。布がある面も多少凹んできましたが、本を挟んであるからか支障はありません。
ちなみに、息子が300回ほど飛んでいるうえに、友達の子(小6男子)が息子に教えてくれるために何度か飛んだのに、この状態です。
強度はバツグンです!
作るのはちょっと・・・という場合は?
ここまで、簡単にdiyできる手作り跳び箱を紹介してきましたが、「飲み物を箱買いするのは大変だし作るのも大変」と思うこともありますよね。
そんな時は、
- 思い切って跳び箱を購入する
- 家庭用跳び箱をレンタルする
このふたつの方法もあります。とはいえ、はっきりいって本物の跳び箱は高いです。
そこで、【2023年】家庭用跳び箱おすすめ9選・レンタルも!【3万円台まで】では、「3万円代までで購入できる跳び箱」と「レンタル跳び箱」を紹介しています。
手作り以外で跳び箱を用意したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
息子の笑顔のために作ってよかった!
あっという間にできちゃう段ボール跳び箱。わが子はなんとこの手作りした跳び箱を3日で飛ぶことができました!
その様子は、跳び箱は家で楽しく習得できる!園児が自宅でできる練習法で紹介しています。飛べた瞬間の満面の笑みは、親までうれしくなっちゃいますよね。
ぜひ、みなさんもお子さんの跳び箱練習のために作ってみてくださいね。
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