子どもが将来どんなスポーツでも楽しめるように、体幹を鍛えてあげたいと思ったことはありませんか?
私は、遊びながら体幹を鍛えらるバランスボードが家にあるといいなぁなんて考えていました。
でも、バランスボードって高いし、すぐ使わなくなりそうだし・・・
そう思って購入をためらう人も多いのではないでしょうか。私もそのひとりでした。
でもバランスボードは遊びながら体幹を鍛えるのにピッタリなので、親としてはちょっと欲しいわけです。
そこで、どうにか安く自作できないかと試したところ、
なんと、ダイソーの材料330円だけで手作りできちゃいました!
しかも、こどもの一緒につくっても15分で完成しちゃいます。
ということで、今回は「親子で手作りできるバランスボードの作り方」を紹介しています。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
バランスボードを手作りしたきっかけ
買うのは高いよね・・・
バランスボードは、購入すると3,000~9,000円。
しかも、売っているものは種類も豊富。
一枚板の湾曲タイプがあったり、
円盤タイプがあったり、
スケボータイプがあったりと、バランスボードといっても形はいろいろ。
そんなバランスボードを3,000円~9,000円で買うことに、安いと感じるか、高いと感じるかは人それぞれです。
ただ私としては、「ちょっとお試しに」と購入する金額ではないかなぁと思いました。
買ってもすぐ使わなくなる!?
なぜ購入を悩んだかといえば、費用がかかるわりに子どもがすぐ使わなくなる可能性が大きいからなんです。
子どもが自分から欲しいと言っていないし、おもちゃとして遊べるわけでもなく・・・・。
なので、そんなに長期間使うとは思えないものを購入すべきか悩んだのです。
自作なら処分に困らない!
きっと長くは使わないであろうバランスボード。(子どもはすぐ飽きちゃうし)
もし高いお金を払って購入していたら、捨てられずに保管場所に困るんだろうなぁと。
その点、簡単に安く手作りしたものは処分しやすいわけです。
ちなみに、わが家では跳び箱も親子で手作りをしています。
>>跳び箱を手作りしたら10秒で完成!?「0円」でできる「家庭用跳び箱の作り方」
跳び箱を飛べるようになった今はすでに処分済み。気兼ねく破棄できるのは自作のメリットですね!
子どもと手作りをする楽しみがある!
おもちゃに関わらず、親子で作ったものって大切にしてくれるパターンも多いもの。
当然、お金を出せばバランスボードだって買えちゃいますが。
バランスボードを手作りすることは、「一緒に作る楽しみ」を得られると同時に「体幹・バランス能力」を鍛えられるので一石二鳥なのです!
バランスボードの作り方
ここまで、「なぜバランスボードを自作したか」を説明してきました。
では、ここからはバランスボードの作り方を紹介していきます。
用意するもの
バランスボードを自作するのに必要な材料はこちら。
- ・板 2枚(ダイソー)
- ・クッションテープ(ダイソー)
- ・ラップの芯(なるべく硬いもの)
- ・ボンド
※大人が使う場合は、ラップの芯の代わりに百均の青竹がおすすめ
これらを購入しなくても、硬い板や角を保護できるものがあれば、なんでも代用OKです!
バランスボードを自作する手順
まずは、ダイソーで買った板を2枚用意します。
今回購入したのは、「工作材料 板材」と書かれた板。
3歳くらいまでのお子さんの場合は1枚だけでも大丈夫そうですが、安全をとって2枚用意すると安心です。
(大人は確実に2枚必須です)
次に、1枚の板にボンドをつけます。
そして、二枚の板をくっつけてボンドが乾くまで待ちます。
板の間から、ボンドがはみ出てきても気にしなくてOK!
最終的には隠れるので大丈夫です!
ボンドが乾いたら、クッションテープを側面に張り付けます。
今回使ったのは、ダイソーの「ぶつかり防止クッションテープ」。
このテープは、ジョイントマットと同じ質感で、裏面がテープになっているものなんですよね。
柔らかくて自由に曲げられるので、手作りバランスボードにピッタリでした!
写真のように、コの字になるようにクッションテープをピッタリつけます。
左右の余白が均等になるようにつけるのは、子どもでは大変かも!?
とはいえ、このテープは何度も剥がせるので、お子さんの年齢によってはひとりで作業させてみるのもアリだと思います。
次に、写真のように、折り重なってしまう赤い部分に、ハサミで切り込みをいれます。
次に、板の側面を全てクッションテープで止めたら、完成です!
完成した板をラップの芯の上におき、その上に乗って遊びます。
わが子たちは「何秒、板が床につかないかゲーム!」をさせたら、兄弟競い合って遊んでいました(笑)
最初は壁に手を付けながらでしたが、慣れると手をどこにもつかずにバランスを取れるようになります!
子どもたちはあっという間に、母より長くバランス取れるようになっていて。子どもってやっぱりすごいなぁと感じます。
強度は?ラップの芯は代用として適している?
気になるのは、体重の重さで壊れないの?ってことですよね。
実際に作ってみたところ、板は2枚にすると大人でも大丈夫でした!(心配なら3枚にすると安心です!)
ラップの芯は、手で潰せない固さのものを選びましたが・・・。
私が乗ってみたら、見事に一瞬で凹んでしまいました。(いや、私は普通の体重ですよ?とだけお伝えしておきます 笑)
では本数を増やせば大丈夫?と思って、3本にしてみたけれど・・・。
それでもやはりつぶれてしまいます。
色々な人に試してもらったところ、30㎏くらいから怪しくなってきました。
実験の結果、ラップの芯は小学校中学年、軽い子なら高学年までが使えます。
大人が使う場合の対処法
とはいえ、大人だって使いたい。
親だって「こうやるんだよー」って一緒に使ってみたいし、なんなら自分の体幹を鍛えるために使いたい。
そこで、代用品はないかと家の中を探していると、良さそうなものを発見しました!
何年も前に百均でかった、青竹です。
これを裏返してみると・・・。
ゆらゆら揺れていい感じに!
これなら、大人でも問題なく使えます。
子どもが使ってみた感想は、「ラップの芯より青竹の方が難しい」とのことでした!
ほかにも、ホームセンターで木の棒を買ったり、百均で麺棒を買うのもいいですね。
使わなくなった木の積み木を使うのもありですが、少し短いかも!?
板がシーソーのように左右に動くものなら、なんでも代用できます。
あとは、大人の体重が支えられる硬さがあればOK!
使う時の注意
作ったはいいけれど、ゆらゆら揺れて怪我や床にキズがつかないか心配。
そう思ったので、今回板にクッションテープを貼ってみたのです。
わが家では床にキズがつかないように、赤ちゃんの頃に使っていたクッションマットを下に敷いています。
これで、床の保護もばっちりです!
子どもと作ってよかった!
ここまで、子どもと作るバランスボードの作り方について紹介してきました。330円で作ったわりには、バランスボードとしての機能はしっかりしています!
わが家では、バランスボードを作ってからというもの、
「何秒できたか数えてて!」
「みて!何秒できた!」
そんな会話が飛び交っています。(大人も含め 笑)
将来、わが子たちがどんなスポーツをするか分かりません。
でもバランスボードを使って、小さいうちから遊びながら「運動の基礎となる体幹・バランス感覚」を鍛えいくのに、損はないのではないでしょうか。
また、わが家では跳び箱も親子で手作りをしています。
>>跳び箱を手作りしたら10秒で完成!?「0円」でできる「家庭用跳び箱の作り方」
私は、どちらもあえて買わずに、子どもと一緒に作ってよかったなと思っています。
ぜひ、今回の作り方を参考に親子でバランスボードを作って、遊びながら体づくりをしていきましょう!
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